・・総括・・
芸術性の部分も意識して磨かれてきています。世界では浅田真央選手にしかできない超高難度のステップシークエンスを持っているので、総合的に世界No.1の実力を備えたスケーターです。
トリプルアクセル3回導入・別構成・・8トリプル構成も世界では女子では浅田選手ただ一人の構成です。
・・2013-2014年の成績・・
スケートアメリカ優勝、NHK杯優勝、GPファイナル優勝、ソチオリンピック・世界選手権代表
・・プログラム・・
SP=ショパン ノクターン(振付:ローリー・ニコル)
FS=ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番(振付:タチアナ・タラソワ)
EX=Smile/What a Wonderful World(振付:ローリー・ニコル)
・・紹介・・
バンクーバー五輪が終わった瞬間から意識してきたソチ五輪シーズン。ショートプログラムは初恋をテーマに愛あふれる演技を目指し、フリーではこれまでの人生を表現するという。バンクーバー五輪後からスケーティングやジャンプの再構築に取り組んできた。その過程の試合では思うような演技ができないことも少なくなかったが、信じて進んだ。そして今、ジャンプや笑顔だけではない、プログラム全体から押し寄せてくる強いパワーを感じさせる浅田真央が戻ってきた。(文/長谷川仁美氏)